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認知リフレーミング士の役割

認知リフレーミング士®は、一般社団法人日本認知リフレーミング協会が発行する民間資格です。民間資格ではありますが、資格保有者は、株式会社薫化舎が所有する特性情報収集装置と特性情報収集方法という特許技術の一部使用が可能になります。


これは、学習障害(医学診断ではありません)や食事の好き嫌い、聞こえ方の偏りなどの問題の原因を光学と認知科学のレベルから測定する技術です。


医療行為は特許を取得することができませんので、特許がとれて技術が使いやすくなりました。しかし、これを診断や治療などというような表記をして特許要件以外で行うと医師法違反になる可能性もありますので注意が必要です。特許を活用して、クライアント様が抱える視覚認知の状態を把握して認知(物の見方や考え方)バイアスを変えることが目的であり治療ではありません。

 

認知リフレーミング士は、認知システムを健康で健全にするための専門家です。薫化舎の特許技術を用いて、個別相談を行い、認知バイアスを形成する可能性のある、前段階の視覚認知バイアスを測定します。


具体的には錐体・桿体を通る情報処理の反応を収集し、そこから学習能力の問題や学習の偏りによる非現実的な考え方、犯罪者的思考などの認知バイアスを見つけ出します(ここまでは、アソシエイトの方が行えます。以下はコンサルタント資格を有する方が行えます)。

 

そして、その過程で特定された認知バイアスをその方のニーズに合った介入を行って改善していきます。このレベルでは、マルチモーダル的介入(生物学、心理学、教育学等のデータをシステム的に分析をします)で対応していきます。そして学習能力を改善し、健康な心身をつくりあげながら、新しい視点から自分に合ったライフコースを作り上げるお手伝いをしていきます。

 

そして、バイアスを修正しながら様々な成功体験を通じて、自己肯定感と自己効力感を育んでいきます。そして、最終的には自分でライフイベントに対する目標設定(特に自立)を行なえるようにします。それを達成するためのサポートを行い、社会的自立・経済的自立へと導いていきます。

 

従来の認知行動療法なども、効果が高いことが指摘されていますが、認知リフレーミングは、視覚情報の入力状況の歪みから認知バイアスが形成されることまで対応するのが特徴です。ある意味で究極の認知行動療法である言えます。


認知リフレーミング士は、発達障害などとされている方の中で改善可能性のある方や、隠れた能力を見つけ出す役割を担う専門職として活躍していただくことを期待しています。


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