実際ご本人と面接して、お悩みをお聞きしていると確かに計算や時間管理が苦手であったり、コミニュケーションなどの不得意から対人関係上の問題はあるようです。しかし、正社員であったり、専門家としての国家資格などはお持ちの方が大半です。私が長年お手伝いをさせていただいていた発達障害の診断のある方とはやはり少し違います。このタイプの方は、認知システムや学習、環境等を少し工夫すると次第に特性が消えていかれるタイプともいえると思います。
例えばその問題の根本は、学習スタイルの問題であって、認知バイアスを捉えて本人にあった学習方法を提供すると、時間概念が理解できたり、コミニュケーションの捉え方が理解できたりして、そのお悩みが解消していくことも多いです。認知学習のレベルからアップデートしていくと、問題が解決することも多くあるので、グレーゾーンとされるのだと思います。
また、発達障害は基本的に大脳皮質上のなんらかの神経上の問題とされますが、実はそこには問題がなく感覚器の入力システムの問題の場合も多くあり、弊社の認知リフレーミング技術で改善させることもできます。この場合は、ある程度のプログラムも必要になりますが、診断名がないのでマッチイングすればコストも安く対応できます。ある意味でグレーゾーンといわれる状態は、なんとでもなると考えても大丈夫だと思いますよ。
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