弊社のプログラムを卒業して、多くの方々が国家公務員や有名企業・法人へと就職され、新しい人生を始めることになりました。それぞれ、多くの悩みを乗り越えて、自分と向き合いながら新しい社会的役割を獲得されています。ここからは、実社会での人格形成への場となり、本当の意味での自立となります。新しい悩みとの戦いになることもあるでしょうが、自分の課題を克服して就職に至ったという成功体験を糧に乗り越えて欲しいと願っています。様々な課題に関わらず豊かなライフコースへ方向転換できるよう今後もお手伝いを続けていきたいと思います。
また、新年度も薫化舎自体も新しい分野での挑戦を続けていきます。特に今年は、ALS(筋萎縮性側索硬化症)とされたクライアント様に対する認知リフレーミング技術の開発を行っています。少しでもクライアント様の苦痛を和らげリラックスできるような技術を開発できないかという問題意識からこの課題に取り組んでいます。現在、あるケースにおいては数理的な認知情報処理システムの適正化によりストレスが緩和され、痛みの減少など身体がリラックスできるような効果が認められ、QOL改善のための技術開発の可能性が出てきています。このように、認知情報処理システムの改善という視点からも、薫化舎にご相談に来られる方々の様々な問題を解決していければと願っています。
薫化舎グループは、社会的問題を解決するために作られました。現在、多くの方々のご援助により、新しい課題にも積極的に挑戦できています。少しでも、様々な社会的、個人的な悩みや苦しみを取り除けるような技術や方法を作り続けていければと考えております。本年度もご支援のほど、よろしくお願いいたします。